あらすじ

 昔々、あるところに。母親と暮らす太郎という男がいた。
 魚を捕りに行っては帰るだけの素朴な日々を過ごしていた太郎はある日、彼の理解を超えたものと遭遇する。

キャスト

品田裕介
山崎ゆりか
宮川唯 米口佳穂
沢畑壱春 坂西将
奥西翔梧 橋本拓哉
萩原太地 金田颯斗
福留聖
川口圭子

スタッフ

監督・脚本・編集:堤真矢
音楽・SE・MA:川尻大輔

撮影:河合承平
録音:磯辺康広 栗林司
照明:間下信宏(Office DO)
美術:品田裕介
ヘアメイク:石野和美
制作:平光一郎 宮﨑圭史
   磯崎凛
VFX:河村翔太(TriF) 中村俊介
   大目貴之 相川悠也
   堤真矢

作品解説

 この一連の「浦島」連作プロジェクトについてはもう、何から書いたらいいのかわかりません…!

 もともと、題材として「浦島太郎」にものすごく興味があって、何度か作品を構想しては止めて…を繰り返していくうち、小さなネタがたくさん溜まってきたので、これは「浦島太郎」をテーマにした連作短編を作ったらどうか、と考えたのが始まりでした。
 それぞれ別の季節を舞台に、浦島太郎という物語の「一部分」に対して現代劇を通して解釈を加えていく4作品と、総括として浦島太郎の物語自体を語り直す5作目。それを連なりとして観た時に、「浦島太郎」とは何の物語であったのかが浮かび上がってくる…そんな連作になればと考えて作りました。

 当初は1〜2年で終わるかなと思っていたプロジェクトでしたが…間に「スマホ仮面」という大きなプロジェクトが挟まったこともあってですが、蓋を開けてみると足掛け5年にも渡るものになりました。いやー長かった。気づいたら20代が終わっていました。
 まさに自分自身が「浦島太郎」状態になってしまった…そんな作品でもあります。

 と言っても、男女のいざこざ、コメディ、シリアス、SFに昔話(!)まで、幅広いジャンルに挑戦できたのは楽しかったし、何より、パッと人に観てもらえるポートフォリオ的な作品が複数できたことは、確かに今の自分にプラスになっているなと思います。テーマ的にも自分の作風の根幹に迫るものが作れたと思うので、「純粋自主制作」の一つの節目として、本当に、作りきれてよかったです。でも、長かった…。

(2017年/HD/34分)

うえだ城下町映画祭第15回自主制作映画コンテスト 上映